ミュンヘン(ドイツ)発のブランド「MCM」のグローバル・クリエイティブ・オフィサーにDirk Schonberger(ダーク・ショーンベルガー)氏が起用されました。ショーンベルガー氏は新設されたベルリンにあるMCMのデザインスタジオの責任者として、クリエイティブ&プロダクトデザインチームを率いて、全MCMブランドのプロダクト開発に携わることになります。
ショーンベルガー氏はMCMの今回のポストに就任する前、「アディダス」のクリエイティブ・ディレクターを8年間にわたって務めました。アスレチックファッションのパイオニアと言えるアディダスのヘリテージを大胆に解釈した彼のスニーカーデザインはいずれも、今世紀を代表する大ヒットを収め、ヨウジ・ヤマモト、ラフ・シモンズ、リック・オーウェンス、 ファレル・ウィリアムズ、カニエ・ウェストなど多方面とのコラボも展開しました。
メンズウェアのデザイナー、ダーク・ビッケンバーグ氏に師事し、キャリアを積んだ後、自身のブランド「ダーク・ショーンベルガー」を立ち上げました。力強くシャープなテーラードルックは彼のシグネチャースタイルとして広く知られています。
アディダスのクリエイティブ・ディレクターとして数々のヒット作を生み出したショーンベルガー氏はポップカルチャーにも通じていて、彼の才能や資質がMCMの新しいページを開くことが期待されます。