「SONIA RYKIEL(ソニア リキエル)」は50周年を記念して、アーティスティックディレクターのジュリー・ド・リブラン氏が国際的に活躍する女性たちを巻き込んだプロジェクト「Generous Sweaters」を展開します。メゾンを象徴するウェアであるセーターをテーマとしています。
リブラン氏が ゲストデザイナーたちとともに制作したのは、 限定版のセーターデザイン。プロジェクトの収益は、ゲストデザイナーが選んだ女性への援助に焦点を当てた個別のチャリティに寄付されます。日本からは建築家の妹島和世氏が参加しています。妹島氏が選んだチャリティは、働く母親やシングルマザーとその家族のために無料の食事やサポートネットワークを提供している「おかえり!ごはん食堂」です。
「ソニア リキエルは常に、女性による女性のためのデザインを制作してきたファッションハウスです。私は、仕事でも個人的な生活の中でも、インスピレーションを与えてくれる素晴らしい女性たちを集めて一緒に何かを作り上げるということが大好きです」とリブラン氏は述べています。
クリエイティブなカンバスとなる「空白のページ」としてセーターを選んだという行為は、ソニアが自分の名を冠したファッションハウスを立ち上げるきっかけとなった初めてのニットデザインにつながっています。「セーターは、『ニットの女王』と称されたソニアへのオマージュとして、 私たちにとってごく自然な選択でした」(リブラン氏)。
「Generous Sweaters」プロジェクトに含まれるデザインは、「21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3」で10月26日(金)~10月28日(日)まで、ソニア リキエル伊勢丹サローネで10月19日(金)~10月30日(木)まで、各デザイン限定版で展開予定。
50周年を迎え、ソニアへの評価があらためて高まっています。ファッションデザイナーとしては初めて、パリに彼女の名前を冠した通りが誕生したのも、リスペクトの表れ。今回のプロジェクトは女性の尊厳を示すうえでも意義深い取り組みとなりそうです。
SONIA RYKIEL GENEROUS SWEATERS
2018年10月26日(金)- 10月28日(日)
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
http://www.2121designsight.jp/gallery3/generous_sweaters/
SONIA RYKIEL
https://www.soniarykiel.com/en_jp/