「LOEWE(ロエベ)」は2018年のホリデー・シーズンに向けて、有名な建築家でありデザイナーでもあるチャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868~1914年)の作品にインスパイアされたコレクションを発表しました。
建築的なグラフィック、ステンドグラスに用いられたフローラル柄、曲線が豊かなアールヌーボー、そしてスプーンなどのシルバーカトラリー。これら4つの要素を用いてメンズとウィメンズのウエアコレクション、様々なレザーグッズを用意しました。
マッキントッシュはまだ若い頃からポスターや装飾品のデザインを始めました。1889年からは建築事務所に勤め、スコットランドの伝統的な建築の形状や素材をベースとした独特のデザインスタイルを確立しました。
今回のコレクションは、建築や内装デザインだけでなく、印刷技術や日用品まで幅広く手掛けたマッキントッシュの芸術作品を掘り下げたものとなっています。ステンドグラスの窓にインスパイアされたバラ柄のパズルバッグや、マッキントッシュの有名なフラワーモチーフを参考にしたハンモックバッグなどがあります。
ロエベのアイコニックなバッグとして先日新たに仲間入りしたゲートバッグは、実用的なトップハンドル付きのトートと、マッキントッシュならではの格子デザインを思わせる「グリッド」バージョンが企画されました。ドレス、ニット、シャツ、ジャケット、そしてトラウザーにはリッチなカシミアやシルク、モヘア、そして大地を思わせる自然な色合いを採用し、素材の原産地の息づかいを感じることができるものになっています。
ロマンチックな雰囲気のコートやブランケットには、マッキントッシュが描いた植物の絵が施されています。アクセサリーには木象嵌、レイヤードステッチ、シースルーあど、高度なレザークラフトの技術を用い、マッキントッシュならではのしなやかなラインやグラフィックな要素を再現しています。
ロエベのマッキントッシュコレクションは、年末年始に向け、2018年11月から12月に各ショップで販売される予定です。アートとファッションの距離感が近づく中、特別なホリデーコレクションは自分へのごほうびにも、大事な人へのギフト用にも心を動かされます。
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