デニムブランドの「G-Star RAW（ジースター ロゥ）」は食用の植物や野菜の廃棄物をアップサイクルした染料を用いて、サステナブルな方法で染色したコレクションを、2019年７月から順次発売します。
19年秋の新コレクションとしてリリースする「DYED BY NATURE COLLECTION」では、食用ノコギリヤシの葉の部分の廃棄物をアップサイクルした緑や濃い青の染料と、Red Beet（ビーツ）の食用廃棄物をアップサイクルした赤の染料を使い、デニムジャケット、シャツ、スウェット、Ｔシャツ、ジーンズなどのアイテムを幅広く展開します。
「G-Star RAW」は17年、デニムブランドとして世界で初めてArchroma（アークロマ）社とのコラボレーションを実現し、植物由来のサステナブルな染料で染められたジーンズのコレクション(循環型繊維廃棄物を由来とした染料を使用したコレクション) を発表しました。廃棄された植物を再利用（アップサイクル）して作られたこの染料は、原料を調達してから製品が出来上がるまでの全過程を追跡することができます。
1989年にアムステルダム（オランダ）で誕生し、今年でちょうど30年を迎えた「G-Star RAW」。2006年以来、サステナブルな活動に注力し続けてきたことでも知られています。サステナブルは今やファッションの最重要テーマに浮上していて、エシカル消費の面からも「G-Star RAW」の取り組みは共感と支持を集めそうです。
G-Star RAW
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