科学技術振興機構(JST)がダイバーシティへの取り組みの一環として創設した「輝く女性研究者賞(ジュンアシダ賞)」の第1回表彰式が日本科学未来館で開かれました。1994年に青少年の育成を目的に設立された芦田基金は、女性の研究者を対象に活躍を推進するという主旨に賛同し、サポートしています。
「輝く女性研究者賞(ジュンアシダ賞)」を受賞したのは、スペインのバルセロナで「生物種により時間スケールが異なる仕組み」という独創的な研究に取り組んでいる戒家美紀さんです。芦田多恵氏から記念のトロフィーと副賞100万円が贈られました。「輝く女性研究者賞(科学技術振興機構理事長賞)」には深澤愛子さん、「輝く女性研究者活躍推進賞」には国立大学法人九州大学が選ばれました。
ジュンアシダは、芦田多恵氏がディレクションを手がけたジュンアシダ2020春夏コレクションを1日限りのライブインスタレーション形式で発表しました。テーマは“mirror”です。
空間演出はメディアアーティストの真鍋大度氏が率いるRhizomatiks(ライゾマティクス)とコラボレート。鏡に囲まれた空間で、音楽と光が連動した、LEDのネオンゲートのランウェイに、18人のモデルが登場しました。
ロボットアームが洋服のディテールをスクリーンに映し出すことにより、素材感やディテールを表現。ものづくりとテクノロジーが響きあうデジタルアートの新しい形での発表となりました。
今シーズンのジュンアシダは高品質でウエアラブル、そしてエレガントなコンセプトはそのままに、モノトーン、マリン、アースカラー、ブラックカクテル、ソワレなどを印象的に取り入れています。当日の模様を収めた秋冬コレクションのスペシャルムービーは、オフィシャルサイトと YouTubeで公開中です。
jun ashida オフィシャルサイト
http://www.jun-ashida.co.jp/ja/jp/collection/index.html