「ヴァレンティノ」親会社、マドリード州に100万ユーロを寄付 病院建設を支援

「ヴァレンティノ」親会社、マドリード州に100万ユーロを寄付 病院建設を支援

「ヴァレンティノ」「バルマン」「パルジレリ」の親会社であるメイフーラは、スペインの首都が現在直面している危機的状況を支援するため、マドリード州に100万ユーロを寄付します。

このプロジェクトは、マドリード見本市会場(IFEMA)内に建設された救急病院、COVID-19 IFEMA病院の拡張を促進するものです。この仮の医療施設は、コロナウイルス感染者1300人を収容することを目的としています。

新型コロナウイルスはスペイン国内で急速に感染拡大しました。コロナウイルスに感染した患者を収容する施設は不足し、救急医療体制も疲弊した状態が続いています。

この特別な仮設医療施設は、 スペイン国内でもっともパンデミックの影響を受けている地域の一つとされるマドリッドの救急医療の状況を改善することが期待されています。COVID-19 IFEMA病院は完成すれば、マドリード州最大の医療施設となる見込みです。

コロナ禍はファッションビジネスにも暗い影を落としていますが、今回のような支援や連帯の動きも日増しに広がっています。専門病院の建設という、極めて緊急性と効果が高いプロジェクトへの支援は、感染拡大を抑え込む効果が期待されます。

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