世界的な新型コロナウイルス危機との戦いを支援するZegna Group（ゼニア グループ）は、28万ユニットの生産を目指して、医療スタッフ向けの病院用防護服の製造を始めました。これらの取り組みは、ピエモンテ地域（25万ユニット）とティチーノ州（３万ユニット）に緊急に必要な供給への提供に役立ちます。
この防護服は、イタリアのビエッラにあるPratrivero SpAが製造した不織布で構成されています。この製造に対応するために、ゼニア グループは、イタリアとスイスの生産施設を再開。ノバラ（イタリア）のINCO工場とメンドリシオ（スイス）のCONSITEXの一部を変換しました。
ファッション業界では医療従事者を支援するものづくりの取り組みが広がっています。ラグジュアリーブランドは相次いで医療用ウエアやマスクの生産をスタート。リュクスなものづくり力を、危機を乗り越える力に変えようとする迅速なアクションには、敬意を抱かずにはいられません。
