「BALLY(バリー)」が継続的に行っている環境保全活動であるPeak Outlookプロジェクトから、サステナブルなカプセルコレクションが登場しました。アウトドアからインスピレーションを得た、環境に優しい 37の製品から構成される特別なカプセルコレクション「Bally Peak Outlook」は、世界各地の限定店舗とBally.comで発売となります。
地球温暖化の深刻な影響に対する意識を高めることを目的とし、リサイクル原料を用いたウェアやアクセサリーに加え、「Snow Peak」「Sigg」「Vibram」とのコラボレーションで作られた製品も含まれています。このコレクションによる純収益の100%は、世界各地の脆弱な山岳環境保護を目的に設立されたBally Peak Outlook財団の活動資金に充てられます。
アルプスにある4000の氷河の半分が地球温暖化によって2050年までに消滅すると予想されていることから、Bally Peak Outlook財団はこの深刻な問題にフォーカスしています。Bally Peak Outlook カプセルコレクションの発売は、バリーの初となるサステナビリティレポートの刊行、及びファッション協定一周年と時期を合わせて行われました。
イタリア製のサーマルセット、パッド入りのフーディ、防水性のシェル、Tシャツはリサイクル原料を使用し、ブルーアスターがアクセントとなっています。登山からインスピレーションを得たブレスレット、ベルト、キーホルダー、アーカイブのバリーポスタープリントが入った特別なデザインのブランケット、ビーニー帽、手袋、マフラー、靴下などの小物も、環境に優しい合成繊維や編み糸で作られています。
グラフィックなデザインのレザーバックパック、スリングバッグ、オリジナルのVibramソールが付いたブランドを代表するカーリングシューズは、リサイクル可能なアイテムとして再設計されました。BPAフリーのアルミ製ウォーターボトルを含むコラボ製品は、スイスでSiggによって製造され、チタン製のコンパクトな調理セット、マグ、ステンレス製のコーヒーパーコレーターは、日本のSnow Peakが製造しています。
キャンペーンイメージは環境活動家でもあるスイス人アーティストのミッシェル・コントにより、スイスのローヌ氷河で撮影されました。
地球温暖化を含む環境問題への取り組みはファッションビジネスのメインテーマとなってきました。アウトドアを普段の着こなしに取り入れるトレンドも広がっていて、エシカルでアクティブな着こなしを楽しむうえで、絶好のカプセルコレクションと言えそうです。