「Alexander McQueen（アレキサンダー・マックイーン）」の生地を、クリエイティブな若者たちに向けて提供する新しい試みが再びスタートしました。サラ・バートン氏は2019年に「アレキサンダー・マックイーン」へこのスキームを導入。生産サイクル後に残って保管された材料を配布することによって、創造的な教育を支えることに役立ててます。
イギリス国内で大学や専門学校、コミュニティ教育のプロジェクトでファッションやテキスタイルを学ぶ学生たちに向けたプロジェクトです。これまでに寄贈した生地は、20以上の機関やファッション教育コミュニティプロジェクトに届けられました。アレキサンダー・マックイーンは様々な年齢層の才能ある学生に、彼らの未来を実現するための無償のリソースを提供しています。
新たな才能を支援、援助したいというサラ・バートンの思いから生まれたブランドとしての取り組みです。2020年3月4日にはアレキサンダー・マックイーンのオールド・ボンド・ストリートにあるストアの2階にあるエデュケーションスペースで、マンチェスター・スクール・オブ・アートの学生を対象に、寄付された生地を使ったマルチメディア・ドレープ・ワークショップを開催しました。
専門チームのメンバーが裁断やドレーピング、パターンカッティングなどの実際の知識を伝えています。テーラリング、テキスタイル、刺繍、コレクションリサーチなど、実際に役立つ知識も提供しています。
若者の教育における機会均等の必要性を認識し、この制度をより多くの人々に提供していきたいと考えています。このプロジェクトは、今年以降さらに多くの機関に提供される予定となっているそうです。
