オンワードホールディングスの子会社であり、オンワードグループのデジタル戦略を担うオンワードデジタルラボは、2021年3月からスタートした「ONWARD Design Diversity(オンワード・デザイン・ダイバーシティ)」事業の第2弾として、ジェンダーイコーリティに向き合う新ブランド「IIQUAL(イーコール)」を立ち上げ、4月22日、販売を始めました。
ジェンダーフリーブランド「IIQUAL」の服は、メンズ、ウィメンズという概念がありません。ワンピースもスカートもシャツもパンツも、性別を問わず自由に着こなすことができます。「IIQUAL」が目指したのは、誰かが決めた「らしさ」を脱げる服。自分の「らしさ」を着られる服です。
性別に関係なく、誰でも全てのアイテムを着られるよう、生物学的な性差による体格の考慮、心理的抵抗を少なくするデザインを心掛け、何度もフィッティング・型紙の調整を行いながら、新たなデザインを生み出す試みを続けています。
ワンピースはどんな性別でも着やすいよう、ストレートなシルエットを採用。身体のラインが気になりにくいのは、ゆとりを持たせたデザインのおかげ。慣れていない男性でも着やすいように、背中側のファスナーは長めに設定しました。
スカートパンツは前はスカート、後ろはパンツルックという前後アシンメトリー。シャツの合わせは、スナップボタンを使って、慣れていなくても留めやすくしました。
デビューに伴い、既存の「らしさ」にとらわれることなく、自分らしく生きる人々をアーカイブした「Diverstyle Book」をブランドサイトと公式noteで順次公開していきます。
ジェンダーレスやユニセックスのスタイリングが広がりを見せる中、着こなしで対応するのではなく、コンセプト段階からジェンダーフリーのブランドが誕生しました。