ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)氏によるデビューコレクションのローンチと共に、「Chloé(クロエ)表参道店」がリニューアルオープンしました。温かみのあるデザートカラーでブランド創設者ギャビー・アギョンの生まれ故郷であるエジプトを表現し、テクスチャーを感じさせるアースカラーでハースト氏が育った南米ウルグアイを想起させることにより、両者の物語を体感できる空間となっています。
籐や木材、天然繊維、テラコッタなど、豊かな手触りの自然素材が個性を感じさせます。これらの素材は、メゾンが過去から現在にわたって体現してきた、変わらぬビジョンを表現しています。ファサードから、流線を描く開放的なウィンドウを通して、それらの要素を土台としたインテリアを目にすることができます。
ヴィンテージ家具は欧米の初期モダニズム、バウハウス、戦後モダニズム、トロピカルモダニズムなど、20世紀の主要なムーブメントを網羅しています。
ガブリエラが厳選したローカルの職人たちのビスポーク作品が空間を際立たせ、彼女の表現するホームのような場所を完成させます。彫刻のようなスツール、ラグ、椅子、スクリーン、テーブルウェアなどがそれぞれの都市の特徴をさりげなく思い起こさせます。表参道店には西村浩幸氏のウッドスツールと松永圭太氏の陶器が飾られ、ブティックを演出します。
ブランドの世界観を印象づける空間はブランドの新章にふさわしい場所と言えそう。この機会に足を運んでみてはいかがでしょう。
クロエ 表参道店
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