2022年7月7日にオープン4周年を迎える、東京・豊洲の体感・没入型ミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。この夏はさらに新しい魅力が加わります。ミュージアム内の作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity」が7月1日(金)から7月31日(日)までの期間限定で、「ひまわり」が広がる空間に変化します。一般公開に先駆けたプレスプレビューで体験してきました。
あらためて「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」をおさらいしておきましょう。アートコレクティブの「チームラボ(teamLab)」が2018年にオープンした、東京湾岸部の新名所です。旅行ガイドブック「Lonely Planet(ロンリープラネット)」では「東京人でも行列を作る東京の美術館ベスト7」に選ばれました。
巨大な4つの作品空間と2つの庭園など、計9作品で構成されている「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」です。巨大な作品に、体ごと没入することによって、体と作品との境界があいまいになるような感覚を味わえます。靴とソックスをロッカーに預けて、エリア内を素足でめぐることも、皮膚を通じたアート体験の醍醐味です。
今回の期間限定企画ではヒマワリがキーモチーフに選ばれました。ふくらはぎまで水に浸かって鑑賞する作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity」では、リアルに感じられる鯉がたくさん泳ぎ回っていて、来場者とたわむれるかのよう。水はぬるま湯のような、心地よい適温に保たれています。水面を泳ぐ鯉が来場者にぶつかると、ヒマワリの広がる空間が現れます。
別の作品「Floating in the Falling Universe of Flowers」は、巨大な天井に無数の花々が映し出され、宇宙を漂うかのような感じで、うつろい流れていきます。仰向けに寝転んで、天井を眺めていると、無限の時間に包み込まれるような意識に包まれていきます。こちらでも新たに「ひまわり」が加わりました。
21年にオープンした「Vegan Ramen UZU Tokyo」には、「ヴィーガン辛味噌つけ麺(花椒)」が新登場。夏らしい「ヴィーガンラーメン花(冷)」も用意されています。食べられる花びらのエディブルフラワーをたっぷりあしらってあります。
「ヴィーガンラーメン花(冷)」を試食したところ、植物具材のおかげで、ラーメンなのにとてもサッパリした味わい。程よい辛さもあって、さわやかなテイストでした。
京都五条のアイスクリーム専門店「PicaRo Eis」発のヴィーガンアイスクリームは暑い時期に味わいたいところ。ヴィーガンアイスクリームの新メニュー「キャラメルココナッツ」の販売も始まりました。
アートと寄り添って過ごすような体験は特別感が高く、五感を刺激してもらえます。何だかリフレッシュしたりインスパイアされたりといった気分になれる点でも、この夏におすすめのミュージアムです。