「VERSACE(ヴェルサーチェ)」は2023年秋冬の広告キャンペーンを発表しました。キャンペーンに登場するのは、「ヴェルサーチェ」の新旧の顔ぶれで、それぞれが大胆不敵で自信に満ちあふれ、コレクションを通して自分らしさを余すところなく表現しています。
ドナテラ・ヴェルサーチェ氏は「このキャンペーンは、私がヴェルサーチェのすべてを愛していることを称えるものです。 力強さ、仕立て、姿勢。今シーズンのアイコニックなシルエットを際立たせるモノクロの写真と、ミラノの中心でコレクションに命を吹き込むカラーの写真が大好きです。撮影現場では、モデルたちが力強く、激しく、まさにヴェルサーチェを着たときに感じるべき感覚を表現しているのが気に入っています」と語っています。
フォトグラファーのマート&マーカス(Mert & Marcus)による広告には、ヴェルサーチェらしいシルエットとカッティングに重点を置いたモノクロのスタジオショットや、ミラノのジェズー通り12にあるヴェルサーチェのクラシカルなパラッツォで撮影されたイメージが含まれています。
ファッションショーのオープニングルックに登場したシャープなショルダーのテーラードジャケットに顕著に表れているように、テーラリングにおけるメゾンのアイデンティティを継承し、さらに発展させています。このショルダーラインはヴェルサーチェのコレクションに繰り返し登場していて、ヴェルサーチェのアトリエの芸術性とクラフツマンシップがプレタポルテに生かされていることを物語っています。
ヴェルサーチェのハウスコードが随所に配されています。象徴的なメドゥーサは、深みのある黒のテーラードジャケットのシルバーボタンや、メドゥーサ’95のハードウェアとしてあしらわれています。メドゥーサ’95は、2つの半円の間に中央の丸いエンブレムがあしらわれた1995年のハウス・メドゥーサを新たにアレンジしたもので、ドレスやスカート、優美に仕立てられたデニムのウエストバンドに配しています。
メンズのテーラリングも同様にカッティング、素材、シルエットにこだわっており、ウエストはピンチ仕上げで、ヴェルサーチェのテーラリング特有の力強さを保ちつつ、肩幅の広いショルダーとソフトで丸みのあるショルダーを交互にフィットさせています。
ヴェルサーチェならではのテーラリングを軸に据えたコレクションは、シャープなショルダー、丸みを帯びたボリューム、砂時計のようなシェイプが印象的。コンテンポラリーとクラシカルが融け合うようなエレガンスをまとわせてくれます。
CAMPAIGN CREDITS
Chief Creative Officer: Donatella Versace
Campaign Creative Director: Christopher Simmonds
Photographers: Mert Alas & Marcus Piggott
Starring: Mattias Akke, Tyson Ballou, Diane Chiu, Gigi Hadid, Filip Hrivnak, Angelina Kendall, Donggyu Lee,
Wylber Flores Marte, Irina Shayk, Karolina Spakowski, Sava Suvacarov, Liu Wen, Anok Yai
Casting Director: Piergiorgio Del Moro
Stylist: Jacob K
Hair Stylist: Ryan Mitchell
Makeup Artist: Lucia Pieroni