ユニクロ、クレア・ワイト・ケラー氏をクリエイティブ・ディレクターに任命

ユニクロ、クレア・ワイト・ケラー氏をクリエイティブ・ディレクターに任命

 

ユニクロはクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)氏をクリエイティブ・ディレクターに任命したと発表しました。輝かしいキャリアを持つケラー氏は2023年9月から、ウィメンズプロジェクト「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」のデザイナーを務めてきました。今後は「UNIQLO : C」に加え、2024-25年秋冬シーズンからはメンズを含むユニクロのメインラインコレクションを担当します。

ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏は「彼女の卓越したクリエイティビティや幅広い経験に加え、生活者への視点を忘れない優れたバランス感覚に感銘を受けました。彼女となら、究極の普段着 LifeWearをより豊かなものへと進化させ、お客様がさらに着る喜びを感じてくださる服作りが可能だと考えています」と述べています。

ケラー氏は「ユニクロとの仕事を始めてから2年が過ぎましたが、私はその革新性と卓越した製品を生み出す力に大きく感銘を受けてきました。ユニクロの人々と働いていると、このブランドと彼らが創造する未来に深く惹かれて行くのを感じます。LifeWearを進化させることに関われるのは、非常にエキサイティング、かつ名誉なことです」とコメントしています。

ケラー氏は数多くのファッションハウスでキャリアを積み ロンドンやパリでトップクラスのラグジュアリーブランドのクリエイティブ・ ディレクターとしてプレタポルテからオートクチュールコレクションまで幅広く手がけてきました。2018年にブリティッシュ・ファッション・アワードの「ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。2019年には『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれています。

過去に在籍したブランドを並べただけでも、まぶしいリストが出来上がります。早い時期には「カルバン クライン」「ラルフ ローレン」「グッチ」。2005年からは「プリングル」のクリエイティブディレクターを務めました。2011年には「クロエ」のクリエイティブディレクターに就任。ブランドの歴史に残る成功を収めた後、2017年からは「ジバンシィ」のアーティスティックディレクターに迎えられました。ユニクロでは既に「UNIQLO : C」で既に評価を得ていて、メインラインコレクションを統括する立場を得て、さらなる活躍が期待されます。

 
UNIQLO
https://www.uniqlo.com/jp/ja/

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