30周年を迎えたファッションブランド「KEITAMARUYAMA（ケイタマルヤマ）」は、集大成となるイベント、KEITAMARUYAMA30周年 丸山百景「ケイタマルヤマ遊覧会」を、2024年9月14日（土）から、表参道ヒルズ 本館B3F スペースオーとラフォーレ原宿 6F ラフォーレミュージアム原宿で同時開催します（終了日は異なります）。
キュレーターに藪前知子氏（東京都現代美術館）を迎え、表参道ヒルズでは「FASHION」をテーマに、アトリエの再現から放射線状に広がるアイデアブック、テキスタイルの原画、1994AWデビューコレクションから2023AWまでのコレクションが展示されています。
30年という長い年月の中で、KEITAMARUYAMAをまとい、人生の物語を紡いだ方々から エピソードとともに寄せられた思い出の写真を展示。服が時空を超えて旅する展示は見どころ。「会場に再現したアトリエからデザインが生まれ、テキスタイルとなり、洋服に形を変え、人の手に渡って思い出になる」というクリエイティブな旅路を巡ることができる空間となっています。
ラフォーレ原宿では「COSTUME」をテーマに据えて、KEITAMARUYAMAを表現する上で欠かすことのできないコスチュームに特化した展示を行います。DREAMS COME TRUEとの歩みともいえる「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」のライヴ衣装を展示。「NHK 紅白歌合戦」用の未公開デザイン画など、ステージまでの道のりを製作秘話とともに展示します。
浜崎あゆみさんの「COUNTDOWN LIVE 2022-2023 A～Remember you～」時に着用していた真っ赤なドレス、乃木坂46の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」のパンジーがあしらわれた紫色の衣装も披露。野宮真貴さん、うたの☆プリンスさまっ♪など、さまざまなアーティストの作品がそろう光景は壮観です。
原宿で生まれ育った丸山氏はこれまでの30年を振り返り、「30年という短いようで長い年月の中で、多くのお客様が私の服を手に取り、その時間を共に過ごしてきました。私が洋服を作るうえで大切にしているのは、単に物質的な満足だけでなく、心を満たすようなものづくりです。デビュー時から抱いている思いとして、母から娘へ、あるいは古着として若者たちに受け継がれるような、長く愛され続ける洋服を作りたいという気持ちがあります。」と改めてものづくりに対する思いを語りました。
原宿の街とのコラボレーションでは、カフェ、クレープ店、生花店、アートギャラリーなど、ジャンルを超えた協業を実現しています。生まれ育った街への恩返しをしたいと、自身が学び育った母校・渋谷区立神宮前小学校でものづくりの授業を行う「渋谷区立神宮前小学校デザインプロジェクト」を実施。 児童がデザインし商品化したTシャツを販売します。
世代を超えた人気を誇る知名度の高いブランドが開催する、2カ所にわたる大規模な展覧会は、偉大なデザイナーの軌跡をたどる貴重な機会です。
ケイタマルヤマ 30 周年特設サイト
https://www.keitamaruyama.com/30th_anniversary
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