MDS(三宅デザイン事務所)とアシックスによるフットウェア共同開発プロジェクト「ISSEY MIYAKE FOOT」が 2026年1月から始動します。「ISSEY MIYAKE FOOT」は、人間の足に向き合い、日常の中に新たな視点と提案をもたらすフットウェアを研究・開発していくプロジェクトです。
最初のプロダクト「HYPER TAPING」は、アシックスのデザインアイコンである「アシックスストライプ」を再構築することで生まれました。「アシックスストライプ」は、意匠であると同時に、当時は構造的な強度やフィット感の向上などを意図してデザインされたものでした。
MDSは、機能や構造とデザインを高度に融合させるそのアイデアに着想を得て、身体を固定し、運動をサポートする「テーピング」というコンセプトを発想しました。「HYPER TAPING」は、互いの知見と経験を通してテーピングの概念を造形的に取り入れ、新たなデザイン表現へと昇華しています。
レスリング用ソールの採用や新型ラスト(足型)の製作、日常を快適に過ごすために再設計したインソールの開発に加え、多様な素材の組み合わせやフォルムのディテール、カラーリングに至るまで、新しいフットウェアであると同時に、普遍性を備えた一足を目指しました。
「HYPER TAPING」は2026年1月5日(月)に、イッセイ ミヤケ及びアシックスの一部直営店、各オンラインストアで発売されます。価格は3万3000円(税込)。カラーはグリーン、グレー、ブラック、サイズは23~29.5cmが用意されています。
互いのアーカイブや技術を新たな視点で別の次元へと発展させるプロダクトから、両者がまだ見たことのない全く新しいコンセプトのシューズまで。それぞれが持つ有形無形のアーカイブと、新しいものを求めるクリエイティビティとアイデアが交わった先に生まれる、新たな価値をもつフットウェアに期待が集まりそうです。
新プロジェクト「ISSEY MIYAKE FOOT」始動
https://www.isseymiyake.com/blogs/news/18282








