スタイリスト4人が立ち上げたセレクトショップ「KOROMO BY RICO(コロモ・バイ・リコ)」に久しぶりに立ち寄ってみました。知人のイラストレーター、MISAOさんのイラスト展が以前、ここで開かれました(blog「MISAOさんのイラスト個展」参照)。
4人は望月唯、三田真一、長瀬哲朗、渡辺康裕の各氏。三田氏と言えば、雑誌「relax」と「ユニクロ」がコラボした期間限定ショップ「SELEQLO(セレクロ)」でのセレクトを思い出します。
望月氏はオーナー兼デザイナーでもある「RICO」という店が代官山にあります。つい最近、MISAOさんのイラストTシャツを扱っていたので、行きました。
「KOROMO BY RICO」の店内はヴィンテージやアンティーク家具がセンスよく置かれています。その中におもしろいアートっぽい物も配してあります。壁には三田氏が手がけた34枚のTシャツがつながって大きく張られています。その上に大きなライオンのイラストが描かれています。店内にはメンズの匂いが強く漂っています。
ただ、意外にレディースもいい物があります。タイトでコンパクトなシルエットのジャケットやワンピース風コートなどは、三田氏のブランドでした。アーティストとのコラボレーション限定アイテムが多く、「MONTSUKI」と「KOROMO BY RICO」の限定商品もありました。
「0(ゼロ)」というブランドのスウェットに目が留まりました。パールのスカルがキュートです。デザイナーはロンドンの名門校、セント・マーティンズで出会った男女2人ユニットだそうです。サイズはゆったりめですが、メンズかレディースどちらでも着れそうなユニセックス感がありました。
「ACE(エース)」というドメスティック(国内)ブランドも気になりました。スウェットのワンピースやトップスは1万円ぐらいです。シルエットも凝っていました。
このところ、メンズの服がレディース仕様になっています。ビーズやパール、リボンにフリルと、女物の飾りが男物に当たり前のように使われるケースが増えています。
「ユニセックス」の服と言うと、これまではレディースをメンズっぽくアレンジするアプローチが主流だった気がしますが、最近はメンズがレディース化しているように感じます。「これ、かわいい」と思って手に取ったら、実はメンズだったということがしょっちゅうです。こういう点にもメンズの勢いを感じます。 2005/08/24
[関連サイト]
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