(2005/9/4) 「ゴスロリ」~「KERA BOYS(ケラボーイズ)」

新しいメンズファッション誌「KERA BOYS(ケラボーイズ)」が8月26日、インデックスマガジンズから創刊されたようです。

 私はまだ見ていないのですが、情報によると「レディスブランドを着こなす男がお洒落を制覇する」というような内容らしいです。

 なるほど・・・。最近は洋服もかわいいなと思うとメンズ物だったりするし、メンズの洋服が急速に進化しています。確かにユーザーはいるとは思います。

 雑誌「KERA (ケラ)」は昔は認知されていないかなりコアな雑誌でした。どちらかといえば、ビジュアル系の雑誌でした。素人街角スナップを載せ、読者からファンレターをもらえるというおもしろい発想の雑誌です。

 今ではすっかり「ケラッ子」というファッションも認知されていて、「ゴスロリ」ファッションの代表的雑誌に成長しました。

 かくゆう私も昔「KERA (ケラ)」で2回ほどスナップされ掲載され、ファンレターをいただいたことがあります。私はゴスロリ・ファッションではなかったのですが・・・。

 そもそも「ゴスロリ(ゴシックロリータの略)」というファッションはビジュアル系バンドとの関わりが深いものです。

 カール・ラガーフェルド氏の今回の秋冬コレクションも日本の「ゴスロリ・ファッション」からインスピレーションを得ています。「ゴスロリ」という言葉が世界的に認知されつつあります。

 男の子のファッションはまだ、「ゴスロリ」というより、「パンク」や「ロック」が多いと思うのですが・・・。逆に昔の方がビジュアル系バンドが流行っていたような。例えばGacktもいたバンド「MALICE MIZER(マリス・ミゼル)」なんかそうです。

 今はクローズしましたが、何年か前まで、東京・表参道にあった「MALICE MIZER」のギタリストMana氏のブランド「Moi-meme-Moitie」(モワ メーム モワティエ)の路面店にお邪魔したことがあります。

 衝撃的でした。店内の雰囲気や販売員など、お化け屋敷のような店内の造り。「マリリン・マンソン」の世界です。販売員はどの人もうつむいたまま。「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」もいっさい言いません。

 もう一度、よみがえってほしいお店でした。

 そのころの「ゴスロリ」ファッションと比べると、今のそっち系ファッションは少し明るい感じなのではないでしょうか。 ファッションの移り変わりはめまぐるしく、おもしろいと思います。

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