カジュアルファッションの合同展示会「FRONTIER東京」が国立代々木競技場(東京・代々木)でありました。行ってみて、驚きました。想像以上に活気がありました。
入場してすぐの辺りで、ペインティング・アート・ライブショーが開催されていました。キャラクター「ダニークン」の生みの親、アーティスト「フジイミツグ」氏をはじめ、8人によるアーティストが実践ショーを行っていました。ストックショーではデッドストック商品を販売していました。一般の方々も入れるそうです。
会場内のブースは70個くらいあり、会場真ん中には休憩スペース、左側にはDJブースがあり、DJがプレーしています。会場はセレブ、タウン、ストリート、モード、ナチュラル、ロック、パンク、ゴシックと分かれていました。
目に留まったブランドがありました。「Deity’s Watchdog(ディーティーズ・ウォッチドッグ)」というブランドで、名古屋から発信しているブランドです。少しゴシック調とロック風の洋服で、カットソーやスウェットなどのイラストがおもしろいのです。キモかわいいというか・・・。ネックレスがTシャツにくっついていたりしてデザインもかわいい。
「ジェントルマン」がツバ付きの帽子をかぶっているイラストのTシャツがありました。この帽子はイラストじゃなくて、別布で帽子を作っています。それがピンで留めてあるのです。
帽子は取り外し可能で、取り外すと何と、帽子の中には全裸の女性が横たわっています。私なりに解釈すると、この「ジェントルマン」がまじめな顔をして帽子をかぶっていますが、実はこんなことを考えているのです・・・。クールなセンスの中にユーモアを感じさせる作品でした。ホームページもおもしろいです。昔のグリム童話のようなイラストが多くて興味をそそります(サイトはこちら)。
チベットラムがゴージャスに付いて、取り外しが出来るカーディガンが8000円ぐらいのお値段でビックリしたブランドが「gracis(グラーシス)」。中国生産でコストを落としているそうです。
今回の70ブランドともプライスがお手頃な半面、数をこなさなくてはいけないので、MD力があるブランド商品には人が集まっていました。MD力は重要だと改めて実感しました。
展示会の写真はこちらをご覧下さい。