和をテーマにしたブランド「藍」を主宰しているグラフィック・デザイナー、渡辺香織氏が、東京・原宿ラフォーレの「水金地火木土天冥海」で「藍展」を開いています。
彼女の活動場はネパールで手作業で製作された手漉き紙や洋服、小物などを店内で展開されています。
ちょうど、「水金地火木土天冥海」がリニューアルで衣替えするのを兼ねて開催されました。「藍」のドローイング担当が私の知人の高橋信雅氏だということで、足を運んできました。
紅葉の秋という感じで店内には盆栽が飾られています。販売もしています。渋いです。
店内の壁には高橋氏の力強いペインティングが描かれています。
私は高橋氏の人物を描くイラストを多く見てきましたので、イメージが全然違うのに驚きました。人物画は優しいタッチですが、和をイメージしたペインティングはとても力強く、ダイナミックです。
ポストカードを始め、のれんやちゃぶ台、器、洋服、など「和」が上手く演出されていました。
最近このような生活スタイル全体が「和」をテーマにした物が多くなり、以前のブログでも色々紹介しています。ざっと思い出すだけでも、「オクラ(OKURA)」や「SMP Lab」や「まかないこすめ」などがあります。
若年層の和装人気も高くなりました。このような傾向はとてもいいことだと思います。
ラフォーレ原宿という若者中心の場所にこういったお店があり、発信しているのもおもしろい感じがします。「藍展」は9月25日(日)まで開催されています。
[関連サイト]
・ブランド「藍」の公式サイト
http://ai-jp.info
・高橋信雅氏のサイトはこちら