(2005/10/5) 「rooms11」

今回からFFPAPF(フランスレディースプレタポルテ協会)の参加が決定した合同展示会「rooms」は一段とインターナショナル色が強まっていました。

 テーマは「交流(exchange)」というだけあり、様々なクリエーターが参加していました。会場内に「livingroom」というコーナーができていて、40ブランド近くの海外ブランドが集められていました。

 会場内それぞれのブースのレイアウトなども前回よりグレードアップ。雰囲気はNYの大型展示会「コーテリー」を意識しているように見えました。

 外国人のバイヤーもチラホラ見受けられました。海外のアーティストの紹介を大々的に行っていました。

 ベルギーのデザイナー「クリストフ・コパンス(Christophe Coppens)」はアーティストでもあり、帽子デザインナーでもあり、ベルギー王室の帽子のデザインを務め、ブリュッセルにショップ「Le Shop」もあります。

 ファッションガイドブックや海外ブランドを買い付けるための発注から納品までの「HOW TO」ガイドブックも用意され、バイヤーに対してわかりやすく説明が書かれています。

 一番大きいスペースには、私もNYのお店にお邪魔したことがありますが、アッシュ・ペー・フランスの「Destination N.Y」があり、アルゼンチンのブランド「Tramando(トラマンド)」やプレミアム・デニムを大々的に打ち出していました。「Tramando(トラマンド)」のファッションショーも開催されました。

 海外ブランドコーナー「livingroom」に行くと、そこはまるで日本じゃないかのような空間。海外の展示会に来ている雰囲気そのままを演出していました。

 韓国のブランド「BP by LIM HYUN HEE」というブランドがとても印象的でした。 全てレーシー調のニットで作られたゴージャスなロングドレスで、ウエディングなどにも着れそうなデザインです。

 明日は、roomsで気になった日本のデザイナーを紹介します。

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