「日本におけるドイツ年」ということで、今年は文化・科学・経済などさまざまな分野でドイツが紹介されています。東京・代官山ヒルサイドテラスでは家具、プロダクト、ファッション、メディア、グラフィックなどの若手デザイナーを中心にした展示がイベントが開かれています。
ここ数年、ドイツ発のデザイナーは世界のトレンドセッターになっています。個人的に好きなファッションデザイナー、ベルンハルト・ウィルヘルム氏をはじめ、「ルッツ」など日本でも人気のあるファッションブランドが増えてきました。
今回は、ファッションブランドは「ブレス」のみでした。最近はセレクトショップでも展開されていますが、デザイナーはデジレー・ハイス氏で、ベルリンとパリを拠点に活動しています。リーバイスや「マルタン・マルジェラ」のプロジェクトも手がけました。
今回印象的だったのは、家具でした。独特のいすやテーブルなどが目を引きました。
私の中のドイツの印象は、勤勉でまじめな印象で、どちらかというと日本人に近いような気がします。全体的に細かく計算されたデザインのものが多いのもそのせいでしょうか。
2006年2月からはドイツ関係の新たな企画が予定されているそうです。ドイツ発のブランドやデザイナーはまだ日本ではあまり認知されていないようですが、ドイツブレイクが来てほしいところです。