「RALPH LAUREN COLLECTION（ラルフ ローレン コレクション）」が2017年9月12日、2017-18年秋冬コレクションをニューヨーク・ファッションウイークで発表しました。創業デザイナーのラルフ・ローレン氏が所有する自動車コレクションを収蔵する個人ガレージを舞台にプライベート感の高い雰囲気の中でランウェイショーを開催しました。
ニューヨーク州ベッドフォードの個人ガレージにはフェラーリやブガッティ、ベントレーなどの名車が並んでいます。ローレン氏は愛車を「動くアート」ととらえていて、今回のコレクションでは車の持つスピード、スタイル、美しさといった要素を服に写し込んでいます。
自動車への愛を全体に反映したようなコレクションになりました。自動車文化を育んだ英国への敬意を示すかのように、ハウンドトゥース（千鳥格子）やヘリンボーンといった英国調の伝統的なチェック柄のパンツスーツで幕開け。ダブルブレストのジャケットやロングコートなど、トラッドな装いが相次いで打ち出されました。
ハイテクなパテントレザーや、際立った光沢を放つシルクによって造形されたシェイプには滑らかさがあり、セクシーさやパワーも感じられます。レザーの真っ赤なトレンチコートはケミカルなつやめきを帯びています。ミニドレスやビスチェがフレッシュな着姿を目に飛び込ませます。バイク乗りと縁が深いライダースジャケットも登場しました。
スーツルックに象徴される凜々しい装いが目立ちました。今回は初めてメンズのパープルレーベルがウィメンズのランウェイコレクションと合わせて披露されました。半面、流麗なロングドレスも披露。ライダースジャケットとドレスを融け合わせたようなジェンダーミックスの装いも用意されていました。
今回発表された秋冬アイテムはニューヨークやロンドン、パリ、東京などのフラッグシップストアでただちに販売されます。公式のオンラインストアや有力百貨店・セレクトショップでも購入できます。ショー開催後はゲストをプライベートガレージでの着席形式のディナーに招待。「The Polo Bar」が監修したメニューを振る舞い、特別感の高いショー形式を提案しました。
Photo Credit: Milk Digital
Photo Credit: Courtesy of Ralph Lauren
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