「HUNTING WORLD(ハンティング・ワールド)」は2018年1月15日(月)、ブランドとしては初めて参加したミラノコレクションで2018-19年秋冬コレクション(メンズ・ウィメンズ合同)を発表しました。
今シーズンのコレクションは、ブランドが創設された1965年までの歩みをさかのぼり、60年代~70年代のアメリカからインスピレーションを受けています。ハンティング・ワールドが大切にしてきた大自然やアウトドアとのつながりを、都会に生きる冒険者たちへ届けるという役割に、現代のひねりを加えたコレクションです。
相澤陽介氏とハンティング・ワールドのクリエイティブチームは、アメリカの最も典型的な独特のカルチャーやスタイルが活発に派生し「るつぼ」と化した1965年にフォーカス。多種多様のバックグラウンドを持つ型にはまらない自由奔放な人々が集まり、夢を与え 、音楽・冒険・新たな道を切り開き、愛し団結する新しい世代の世界観を生み出しました。
強度を備えた男性的な素材をスタイリングに採用することによって、専門性のあるミリタリー感やギア感を先進的なスポーツウエアやカジュアルウエアに巧みに、そしてファッショナブルに落とし込んでいます。一見無関係に見えるアーカイブも、原点に強く根付きながらも、時代を強く反映させたシリーズとなり、世界観を作り出しています。
今シーズンのコレクションでは2つのコラボレーションが実現しました。 1つはシカゴ発のハンドメイドギターストラップメーカー「Souldier(ソルジャー)社」によるオリジナルバッグストラップを採用した特別な「バチュー コレクション」。もう1つは独特なホワイトスカルプチャーアートで世界中から注目を集めているアメリカの建築アーティスト「Daniel Arsham(ダニエル・アルシャム)」によるコラボレーションです。
ファブリックにはチェックウール、デニムとスエードを多用。ネイティブアメリカンのラグから反映させた様々な柄をバッグやウェアに施し、伝統的なパターンを用いたコクーンシルエットのコートやミリタリーデザインを展開します。 一方、サイケデリックなアメリカンキルトとパッチワークを施し、音楽から影響されたナイトカモフラージュをプリントしたボリューム感あるバルキーニットやダウンコートが登場します。
コレクションを通して、ポリウレタンコーティングを施したナイロン素材に耐衝撃性のためのポリウレタンフォーミングとナイロンジャージーを張り合わせたハンティング・ワールド独自の「バチュー・クロス」を用いたバッグが多用され、バックパックやベルトバッグとなって登場します。
旅やクロスカルチャーは今のファッションの気分と重なり合います。本当の冒険は大変ですが、おしゃれの冒険はちょっとした勇気と新アイテムで実現できます。ハンティング・ワールドの新コレクションはそんな新発見に導いてくれそうです。
HUNTING WORLD
http://www.huntingworld.com/jp/