「AGNONA(アニオナ)」がクルーズコレクション2019を発表しました。クリエイティブディレクターであるSimon Holloway(サイモン・ホロウェイ)氏は1990年代のミニマリズムを、軽量素材で仕立てたスポーツウェア、アウターやニットなどのワードローブに反映し、エフォートレスなルックで構成したシンプルなコレクションを作り出しました。
淡い色やサンウォッシュのパレットが提案されました。ライトブルーデニム、サンダルウッド、カプチーノ、オークル、ロゾーリオ、アニス、ピスタチオ、そしてシャンブレが装いを彩っています。デニムやチノといった素材を、ラグジュアリーな表情に作り変えているのも、素材に妥協しないアニオナらしい取り組みです。
ダブルフェイスカシミヤの“デニム”は、クチュール調のジーンズコートに仕立てられ、ライニングに取り外し可能な超軽量の天然シアリングレザーをあしらいました。ホワイトのコットンTシャツと、ウールポプリンでサンダルウッドのニュートラルなカラーの“チノ”パンツをコーディネートしています。
ショート丈のカシミア ジーンズ ジャケットは、90年代スタイルのロング ジーンズ スカートと合わせました。プレシャスなウールとカシミア混のデニムで抜け感のあるイージールックを演出しています。
アウターではネットステッチカシミヤとスーパーソフトレザーパネルで作られるトレンチコートのハイパーライトバージョンを披露。リネンのコートは、ヌヴォラカシミヤやアニオナフラールの上品な素材とボンディング加工されています。
フローラルプリントのシルクツイルは、ボンバージャケットや、プリーツスカート、タンクドレスに使われています。トーン オン トーンで組み合わせたホワイトカシミヤセーターには、フローラルプリントのモチーフから取り上げられた一つの花が刺繍されています。
丁寧な職人技と、徹底した素材の厳選がアニオナのコレクションを特別な存在にしています。クルーズコレクションならではの軽快なムードと、素材や仕上げの上質感が調和したコレクションに仕上がっていました。
AGNONA
http://www.agnona.com/