「LOEWE（ロエベ）」はパリ・ファッションウイーク中の2018年9月28日、ユネスコ本部で2019年春夏ウィメンズコレクションを発表しました。ジョナサン・アンダーソン氏は、今日の現代美術に息づくモダニズム初期に思いを巡らせながら、展示会を模して作られた空間内でショーを行いました。
現代アート作品が会場に迎えられました。回転する洗車ブラシ、素朴な編み籠、陶器が載せられたレコードプレーヤー、そしてシャボン玉。
コレクションはハッピームードに満ちています。フェザーやフリンジが揺らめき、着姿はリズミカル。エキゾチックなレザーで作られたウィップコードの襟で縁取りされたシルエットは、ダイナミックに曲線を描いたり膨らんだりしながらテントのようなボリューム感を演出。ファブリックと肌との間に不思議な親近感が生み出されています。
フリルトップスやフィッシャーマンセーターのビショップスリーブやベルスリーブは優美に揺らめきます。さらに、ジュリエットスリーブはふんわりと膨らんでロマンティック。ワッフルジャカードとラムスキンのアンサンブルには、しわを施す「絞り」の技術が応用されました。
アクセサリーコレクションではかご細工職人、ジョー・ホーガン氏の影響を受けているようです。例えばパズルバッグはカーフスキンで織られ、ゲートバッグにはストローを使用。編み込みのカイトバッグからはレザーフリンジが垂れ下がり、新作のバスケットはナチュラルなマルチカラーのラフィアを編んで花模様を表現。装いの魅力的なアクセントにもなっています。
＃LOEWESS19
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