「HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)」が2019年2月13日、ニューヨークのバスケットボールシティで「BOSS」2019-20年秋冬コレクションを発表しました。「BOSS Curated」をテーマに、キュレーター視点から映るニューヨークのアート、建築、デザインから着想を得たコレクションになっています。
BOSSのテーラリングアートは進化を続けています。スポーティートレンドの影響を受け、プロポーションもゆるやかに。新しいダブルのシルエットはとてもモダンな仕上がりです。テーラードコートはロング丈やケープを取り入れました。シアリング、アルパカ、ダブルフェイスのカシミアを使って、リュクスを薫らせています。
職人仕上げのパッチワークとストライプの構成が、キルティングに新鮮さを加えました。アウターをはじめ、セーター、ベスト、パンツにまであしらわれています。
構築的なコートは、女性であれば流麗なドレス、男性であればざっくりしたニットと合わせれば、完璧なコントラストの着こなしが完成しそう。贅沢な生地と熟練の技が融け合っています。
ニットは独特のストライプのモチーフが特徴的な印象を生んでいます。アウターウェアとアクセサリー素材のミックスも目を惹きます。
彫刻のような形状と意外性のあるプロポーションが建築的な効果を生み出し、ローエッジとステッチディテールの飾りがコレクションの気品をいっそう高めています。色使いは控えめで、カラーパレットの中心は、キャメル、メランジグレー、ビスケット、ウインターホワイト。アクセントカラーにはクールイエローのほか、ブルーと、ダークブラッシュピンクが生かされています。
ディテールへのこだわりがコレクション全体にまで行き渡っていて、アートをまとうかのよう。テーラードがモードの大きな潮流となるなか、本格的な仕立てに強みを持つブランドならではの魅力があらためて感じられるようなコレクションとなっています。
HUGO BOSS
www.hugoboss.com