「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」2019-20年秋冬パリコレクション

「Mame Kurogouchi(マメ)」は2019年3月1日、パリで2019-20年秋冬コレクションを発表しました。自身のダイアリーを元に「青」と「記憶の破片」というインスピレーションから生まれたコレクションです。

「The Second Diary」と題された日記は手記、写真、ドローイングの3点で構成されます。これは彼女に起きたこと、または起きなかったことの99日間の記録です。1日1日記、1写真、1デザインで構成されたデザイナー自身の日記を軸に展開されるコレクション。事実とフィクション、異なる時代、文化、言語の融合と いう旅を通じ、青の世界へと誘います。

江戸時代に織られた青の古布との出会いから物語はスタート。初源伊万里の陶片から「記憶の破 片」と「その集合」という今季のメインコンセプトへ到達します。浴槽で溶けて混ざりゆくバスソルトは コレクション全体を貫くカラーパレットのインスピレーション。デレク・ジャーマン、ジョ ニ・ミッチェル、パブロ・ピカソ、ロジャー・ハイオンズ、クロード・モネが収集した歌川国貞らによる 「青」を主軸とした様々な作品への共感を示唆します。

黒河内真衣子デザイナーが先シーズンから継続しているダイアリーに記録した出来事から派生しています。一点一点を別々に着用できるようデザインされたアイテムは、ボタンや紐などのディテールにより複雑なレイヤードが可能となり、1つのウェアを形成します。

シルバー、ゴールド、ブルーのラメ糸がボマージャケット、テーラードピース、スカートなどの様々 なアイテムに織り込まれました。シルク、ウール、カシミアなどの上質な素材使いがリラクシングなムードを醸し出します。様々な織り、染め、加工などの日本の技術が融け合っています。

初源伊万里に散見される伝統的な柄を落とし込んだピアスは金継ぎを思わせるディテールを備えています。PVCバッグシリーズでは万華鏡のような柄のテーブルクロスをクリスタルハンドル付きのバッグへと生まれ変わりました。複雑な装飾のPVCバッグシリーズは鮮烈なオレンジで登場。

日本の手仕事や伝統技術を写し込んだコレクションはパリでも特別な存在感を持つブランドとしての評価を確立しつつあるようです。レイヤードや色、素材で程よくリュクスを薫らせたコレクションは一段と成熟を深めています。

Mame Kurogouchi
www.mamekurogouchi.com

Go to top