Photo by sova.news
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「AKIRANAKA（アキラナカ）」は2019年５月３日、ジョージアの首都トビリシで開かれた「メルセデスベンツ・ファッションウィーク・トビリシ」に参加し、2019-20年秋冬コレクションのファッションショーをランウェイ形式で開催しました。本格的なショーは約８年ぶりです。
ジョージアはしばらく前までグルジアと呼ばれていた、旧ソ連の国。近年は世界最古のワイン産地である点や、独自の文化的な深みがあらためて関心を集めています。中近東・西アジアと中・東欧の雰囲気が入り混じったような地域性に特徴があります。
ファッション市場では消費が勢いづきつつあるマーケットとしても注目されています。ファッションの発信地としても、ジョージアは存在感を強め始めました。「ヴェトモン」と「バレンシアガ」を率いるデムナ・ヴァザリア氏の出身地であり、トビリシのファッションウイークはメルセデスベンツが冠スポンサーを務めるまでになりました。
ロシアとトルコの両方に国境を接する位置にあるだけに、東ヨーロッパにも西アジアにも分類される土地柄。ロシア、中・東欧、中近東などに向けたマーケティングの拠点にしやすいのも、トビリシでショーを開く利点と言えそうです。
ショーを開かなくても、着実に取引先を増やしてきた「アキラナカ」。意外な場所でのショー開催にも、しっかりしたブランド戦略が伴っているようです。
AKIRANAKA
http://akiranaka.com/
