「Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ フェラガモ)」はミラノ・ファッションウィーク期間中の2019年9月21日、2020年春夏ウィメンズコレクションを発表しました。 ブランドを結ぶ絆であるファミリー、そしてクラフトの伝統と職人技が、2020年を「joyful」なものにするべくデザインされた、軽やかで明るいコレクションです。
クリエイティブ ディレクターであるポール・アンドリュー氏が80年代にイタリアで過ごした夏休みの際に撮影された写真からインスピレーションを受けています。軽やかでブルジョアでありながら、素材や色使いにモダンな要素を取り入れ、フレッシュなものとして表現されています。
新しく発表されたシューズの「VIVA」は、ブランド創設者、サルヴァトーレの娘であるフィアンマ・フェラガモによって1979年にデザインされた、ブランドのアイコンであるVARAシューズをさらにモダンに進化させました。VIVAは今後、VARAに並ぶ新アイコンになると期待されています。
シンプルな単色のパンプスは洗練された色彩を帯びています。グログランのリボンを大きめのレザーで表現し、爪先に施しました。ゴムで絞ったアッパーのタイプと、しっかりとしたアッパーの2種類が用意されています。
新しいプリントは、フェラガモファミリーの寄付により最近修復された、彫刻家アンマナーティによる16世紀に造られたフェレンツェのネプチューンの噴水がモチーフ。オーバーサイズのチューリップが組み合わされ、バックレスのダンガリーやスカーフキャップ、長めのシルクドレス、メンズのシャツやスイムウェアに使用されています。
バブルスカートや裾絞りトラウザー、レーサーバックテーラードベストとワイドパンツのダンガリーはすべて80年代のリバイバル。レザーや伝統的なムラーノガラスを彷彿とさせるカラーストーリーで表現されています。
職人技を感じるのは、ラッシェルニットのドレスとクレープデシンのフリンジで出来たストライプのトップス、フィレンツェの丘で作られた手編みのタンクドレス。裾が軽やかなフリンジで出来たウーブンシルクのスカートはサッシュパネルが特徴です。
アンドリュー氏は「ラグジュアリーでありながら、心地よい。これらはワンシーズンだけではなく、この先何年もの夏に向け大切にするウェア、シューズ、バッグです」と述べています。今のファッションに求められている要素を兼ね備えた、ジョイフルなコレクションは、長く使い続けたくなる魅力を印象づけていました。
Salvatore Ferragamo
https://www.ferragamo.com/
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