「ETRO(エトロ)」はミラノ・ファッションウィーク期間中の2019年9月20日、2020年春夏コレクションを発表しました。日本からは森星さん、大屋夏南さん、AMIAYA、Taiki&Noah、イタリア人のファッションブロガーのキアラ・フェラーニさん、『ヴォーグ ジャパン』のアンナ・デッロ・ルッソさんなどが来場しました。
ショーのルックにも使われ、フィナーレでも目を惹いた、ストライプのシャツ「GE01(ジーイーゼロワン)」は、エトロの創業者であるジンモ・エトロ(Gimmo Etro)のイニシャルと、彼が1960年代後半に作った最初のメンズシャツという意味を持ちます。今回、ユニセックスで胸ポケットに名前の刺繍が入れられるバージョン#EtroByYourNameとして再び登場しました。このカスタマイズできるGE01はEコマースのみの販売です(EU、英国、米国のみ)。
2020年春夏シーズンのエトロウーマンは激しく情熱的です。ワイルドで自由な精神がブルジョアの洗練と遭遇します。
イカットとペイズリーのモチーフ、そしてベルベルのストライプと部族の装飾。コレクションは、軽やかさとエフォートレスな姿勢を取り入れ、魅力的な効果を加えるコントラストを演出。
ウォッシュドコットンボイルから作られたアシンメトリーなドレス、刺繍で強調されたプリントのカフタンとシルクのハンカチーフドレス。シャツにテーラードスーツの姿、またはブラウスに蝶ネクタイとサファリジャケット。ジャカードとプリント生地のパッチワークは、スエードや革のアウターウェアよりも視線を惹きつけます。
自由と再生の象徴である蝶は、繊細な生き物がアイコニックなペイズリーのモチーフや滑らかなガウンの優れた構造に組み込まれた全体的なプリントの中で主役に。効果的に使われるマキシロウハット。プリントが施されたヘッドスカーフ。半月のメタリックバックル付きベルト。レザーのパイレーツブーツ。装飾されたアンクレットをみせるサンダル。蝶の形をしたメタリックで装飾されたカプリフラット。これらのアイテムが冒険的な旅のイメージを醸し出す、エトロの2020年春夏コレクションは、旅に出かけたくなるような気分に誘う、ポジティブで行動的なムードに包まれています。