「ETRO（エトロ）」はミラノ・ファッションウィーク期間中の2020年２月21日、2020-21年秋冬コレクションを発表しました。
アイコニックなノマディックテイストは、アルゼンチンの馬術的なタッチや、複雑なバルカンのモチーフ、ダンディの永遠の魅力などの要素を取り入れ、多面的な雰囲気。コレクションのラインナップの中で、贅沢なフォークロアと洗練されたブルジョアが融合し、冒険心のある女性のためのリッチでプレシャスなワードローブを提案します。
アートやクラフトへの思い入れにより、刺繍を施した上下逆さのシャーリング、キャメルモヘアのタイムレスなファーコート、ブランケットを想わせるフリンジ付きローブなど身体を包み込む絶妙なアウターウェアが生まれます。
小さな刺繍が施されたベストや心地よいジャカードセーター、乗馬用スエードパンツ、スカートのように腰に巻く布）のキュロット、淡いペイズリーモチーフがプリントされたフランネルドレス、英国調の刺繍が施されたシャツ、カシミアのトラックスーツ、丁寧に仕立てられたスーツなども披露されました。
センシュアルなドレスはラメで明るく輝き、パフスリーブのミニのフロックはアールデコ調のドローイングで彩られます。ベルベットのタキシードは洗練されたマニッシュな印象を与え、ジャカードのケープは滑らかなベルベットをあしらい、アイキャッチなゴールドによりレイヤードされています。
タイムレスでプレシャスな装いは、今のモード気分を映し出しています。エトロならではの美学が感じられるコレクションに仕上がりました。
