「3.1 Phillip Lim(3.1 フィリップ リム)」は2021年秋コレクションにあたる「0.4 Collection」を発表しました。「グラマー」をキーワードに、機能性や質感を重視した、現代の日常に欠かせないワードローブのストーリーを描いています。
モダンさにツイストを加え、70年代のロックンロールから着想を得た素材やディテールから伝わる時代の活気を帯びさせています。コーデュロイのスウェードやフローラルレース、スパンコールを加えたエンブロイダリーシフォンはノスタルジックな雰囲気を漂わせます。
今シーズンのプリントは、ヴィンテージのテキスタイルから発見したハンティングプリントをリメイクした、馬と猟犬の柄を採用。パネル付きのプリーツスカートは繊細なツイルを使用し、調節可能な襟付きのモダンなシャツドレスに仕上げました。
機能性や快適さを備えた「3 in 1 Hunting Jacket」はクラシックなパーカにパディングのライナーを添えました。50年代のクチュールのような手刺繍をあしらいました。セットアップのパンツにもスポーティなカットを加えています。
スーツはさらに進化を遂げ、リラックスしたシルエットを描き出します。フェミニンでありながら機能性を加え、コンフォートとデザイン性を兼ね備えた新しいニットウェアの可能性を探求しています。リブ編みのメンズスタイルのカーディガンは、繊細なレースの袖のディテールとスリットを備えたネックウォーマーでバランスを取り、シームレスで心地さを加えています。
サステイナブルバランスに早くから取り組んできたブランドらしく、今シーズンは、軽やかなビーガンレザーを使用。カットアウトのホルターネックや、プリーツ加工を加えたキュロットを、温かみのあるオリーブやオフホワイトで用意しました。その他にもリサイクルのウール、ケミカルフリーのポリエステル、サスティナブルコットンを採用しています。
伸びやかでヘルシーなたたずまいは、今、求められている装い。機能性や質感にこだわった日常着はワードローブに欠かせないアイテムになってくれそうです。