「GIVENCHY(ジバンシィ)」は2021年3月7日、2021-22年秋冬コレクションを発表しました。クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ氏が手がけた新コレクションは、相反するもの同士の間に生じる緊張感を表現しています。
アトリエの伝統に裏打ちされたテーラリングが印象的に示されました。力強いショルダーラインと袖の仕立ては、テーラリングに構築的なアプローチが用いられていることを物語っています。
ロング&リーンなラインが、丈の短いストレッチの効いたクロップドパンツや、豪華でボリュームのあるドレープや刺繍とコントラストを成すルックが披露されました。彫刻的で洗練されたニットウェアは、ウェストに特徴を持たせ、自由な動きと身体の開放を強調しています。
フードやキャップ、手袋がドラマ的な感覚と防護具のニュアンスを漂わせます。ユニセックスな装飾として、象徴的なメタルのハードウェアモチーフが使用され、主に4Gバッグのモノグラムチェーンやロックに採用されています。高さのある「マシュマロ」ソールが姿を変え、メンズとウィメンズのシューズの土台となって多数登場します。
背反する要素を交差させるアプローチが適度な緊張感をもたらし、装いに深みを与えました。伝統と斬新さの交わりも、老舗メゾンにふさわしいコレクションに仕上げています。
Creative Director:Matthew M. Williams
Director:Jasmine Loignon@Iconoclast
Music:Robert Hood
Set Design:Villa Eugenie
Styling:Panos Yiapanis
Casting:PiergiorgioDel Moro
MakeUp:Aaron De Mey
Hair:Duffy
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