「Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)」は、写真家のPaolo Roversi(パオロ・ロヴェルシ)が撮影した2021-22年秋冬ウィメンズコレクションを2021年6月8日に発表しました。
クリエイティブディレクターのSarah Burton(サラ・バートン)氏が着目したのは、癒やし効果のある水と、短命な花のアネモネです。「このコレクションでは短命な花であるアネモネを永久にするため、布上に表現しました。アネモネのドレスをまとった女性たちは、地に足のついた花のように、力強く輝きます」と述べています。
アネモネの赤を生かしながら、にじんだようなカラートーンで複雑な表情の装いに仕上げました。黒革のライダース(バイカー)ジャケットやデニムのパーカジャケットなどはタフで凜々しい女性像を印象づけています。
アネモネプリントのフラワードレスはドラマティックでフェミニン。バイカージャケットにはボリューミーなフラワースリーブをあしらいました。ジップとアイレットのディテールを施したバイカードレスも披露。テーラードジャケットとシガレットトラウザーの組み合わせはマニッシュな表情。量感の豊かなスカートはロマンティックなムードを寄り添わせました。
はかなげな雰囲気と強いキャラクターが響き合う、趣の深いテイスト。アネモネのフラワーモチーフも装いに生命感をもたらすかのようです。
#McQueenAW21
#McQueenAnemones