「MOSCHINO(モスキーノ)」はニューヨーク・ファッションウィークで2022年春夏ウィメンズコレクションを発表しました。クリエイティブ ディレクターのジェレミー・スコット氏は、ブランドの創業者であるフランコ・モスキーノがデザインしたクラシックなスーツやその他のアイテムを再構築しました。
イラスト化されたアニマルプリントがアイキャッチー。主なキャラクターは、凧あげをするクマ、花冠をかぶったプードル、ストライプのビーチボールでバランスをとるハッピーな アザラシ、花でいっぱいのトロッコを引くキリンです。
虎、綿菓子色の蝶、小さなデイジーを持ったスカンクなど、動物の形をしたスカラップエッジやキャラクターのボタンが空想の世界を彩ります。「Mary Had a Little Lamb (メリーさんの羊)」のバッグや積み木のクラッチバッグもあります。
スカートとジャケットの組み合わせ(Uネックの襟を広げたものや、留め具を外して下にビスチェのブラを見せたものなど)、 ベイビードールコート、ニットのドレスやセパレートなどが春のキーシルエットです。
コレクションの最後を飾るのは、刺繍で描かれた動物園です。 最初のドレスは、ピンクのマラブーのたてがみをつけた3Dのポニーが肩から、次のドレスは、首に猿の赤ちゃんがしがみついているキリンがデコルテから飛び出しています。
ファンタジーと遊び心が同居するコレクション。ジェレミーらしい夢見心地のムードに仕上がっています。