「ISABEL MARANT(イザベル マラン)」はパリ・ファッションウィークで2021年9月30日、2022年春夏コレクションを発表しました。今回のコレクションは、色、喜び、官能的な要素によって支配されています。
90年代を彷彿とさせる写真のスポーティな雰囲気とフューチャリスティックな精神にインスパイアされ、セクシーなフェミニティとアスレチックウェアという2つの要素をミックスしながら遊んでいます。
ビーチ沿いのサンセットとまばゆいばかりの空がフィルムストリップに映し出されているかのようにデニム生地にプリントされ、またビーチウェアとレディ・トゥ・ウェアが絡み合いながらマッチしています。
海から上がってそのまま街に戻ってきたかのように足元にはハイヒールサンダルを、さらにビキニなどスイムウェアを合わせルックを完成させています。
テクニカルファブリックや、スポーツウェアにインスパイアされた虹色に光るファブリックは、照明の強さによって色が変わり、パラシュートのような形の服はステップのリズムに合わせて跳ねるように揺れています。
日本の文化と80年代初期のグラフィティの歴史が融合した自由奔放なプリントが登場し、ジーンズはビジューやスタッズ、刺繍によって飾られています。
ISABELMARANTガールのアティチュード、エネルギー、ノンシャラン、楽観主義が詰め込まれたようなコレクションです。大変な経験を乗り越えて、次へ向かうタイミングにぴったりの提案となりました。