「alexanderwang(アレキサンダーワン)」は2022年春夏コレクションを発表しました。撮影はリゾート2022に引き続き、韓国生まれのドイツ人フォトグラファー、Heji Shin(ヘジ・シン)氏が担当しました。今春夏コレクションはalexanderwang.com/jpで順次、発売となります。国内の店舗では2021年2月18日から順次、取り扱いがスタートしています。
大胆なエッジを持ち常に挑戦し続ける現代の「アルファウーマン」の女性像を探究してきました。ここ数シーズンは、クラシックアメリカーナの繊細なニュアンスをアジア人を主役にした文脈に置き換えて提案しています。
ラグジュアリーと俗世の平凡な現実、ハイ&ロー、アジアとアメリカーナ、これらの相反する要素のすべてが無理なく合成された世界をワンは「ワン・トピア(アレキサンダーワンの考えるユートピア)」と呼びます。
3回に分けてドロップされる春夏コレクションの、ファーストドロップは、デニムオンデニム、シルクオンシルク、ナイロンオンナイロンといった同素材アイテムを重ねるスタイリングを提案します。日本のストリートスタイルにインスパイアされたスタイリングは、これらの素材を新たな文脈で解釈し、新しい着こなしを提案します。
クリスタルのピンストライプが施された普段使いのベーシックなデニムが日常をアップグレードし、センシュアルなレースでトリミングされたシルクは、鮮やかな色彩のセットアップでフォーマルなパーティの装いとして提案します。
90年代風のクラシックなナイロンのトラックスーツは、ボリュームのあるペプラムで絞ったウェストラインと、コントラストの強いパイピングが、ストラクチャーとシルエットを強調しています。
春夏コレクションのファイナルドロップでは、ヴィンテージボヘミアンから引用したシルクのフリンジのコレクションが登場します。季節感のある鮮やかなカラーパレットのフリンジを水平に波打つようにレイヤーして作られた生地を使用したジャケット、トラウザー、ドレス、スカートはコレクションに新しいシルエットやストラクチャーを加えます。
このブランドらしいスポーティーとセンシュアルの掛け算は今のおしゃれマインドにぴったり。軽やかな着映えに導いてもらえそうです。
Credits
Stylist: Alex Wang
Model: Jay Pak
Photography: Heji Shin
Set Design: Lauren Nikrooz
Nails: Mei Kawajiri
Hair: Evanie Frausto
MU: Yumi Lee