「GIVENCHY(ジバンシィ)」は、3月7日にパリファッションウィークにて2022-23年秋冬ウィメンズ&メンズ レディ・トゥ・ウェア コレクションを発表しました。オートクチュールのアトリエの感性を日々の服の原型にあてはめて、フォーマルを日常着に最適化しつつ、一見すると普段着に見える服を提案しています。
シルエットは、気楽であると同時に、記念日に着ることができ、装飾的でありながら実用的で、レイヤードでありながら直接的です。マシュー・ M・ウィリアムズ氏のトレードマークである贅沢さと実用性のつながりが打ち出されています。
擦り切れたデニムは、華やかなスパンコールとパールを受け入れています。ラッフルのウールドレスは、普段着を格上げし、イブニングに気楽さをもたらすかのようです。
クラシシズムとラディカリズムが、レイヤードの中に融合されています。洗いざらしのジャージーの普段着の親しみやすさが複雑なレイヤードに生かされています。オーダーメードのワイドパンツとゆったりしたオーバーコートは、対照的な効果を発揮します。
パワフルで洗練された女性像を描き上げた新コレクションは、フォーマルと日常を気負いなく行き来する着こなしに導いてくれそうです。