「Plan C(プラン シー)」は2023年春夏コレクションを発表しました。
カジュアルさと特別感。マスキュリンとフェミニン。エッジーさとタイムレスな感覚。それぞれの境界線があいまいとなったコレクションに仕上がりました。
クリエイティブディレクターであるカロリーナ・カスティリオーニはホワイト、ディープブルー、エメラルドグリーン、ミント、イエロー、ピンクなどの色と質感を持つファブリックを選ぶところからコレクション作りをスタートしました。
ライトウールは滑らかなシルエットのテーラードアイテムに仕立てられ、組み合わされたヴィスコース生地のパネルや、シルエットの変化を楽しめるアジャスタブルなディテールの優美さを際立たせます。
テクニカルコットン素材を起点に、ボンバージャケットのディテールを取り入れたトレンチコートや、ユーティリティーバイブの効いたペーパーナイロンを用いたアノラックジャケットなど、ハイブリッドなアウターウェアが揃います。
マニッシュなスーツにはマルチカラーモチーフを配し、フェミニンなプリーツ・フロックには様々な花柄をミックスさ。大胆なストライプはコレクションの夏らしさを印象づけます。
Tシャツの主役であるシグネチャープリントには、カロリーナのポートレイトイラストが再登場。Pili&Biancaのキャラクターは、ベルトに引っ掛けるマイクロポーチや、キャンバストートバッグ、ナイロンスタイルのバッグにもあしらわれました。異なるカラーで3つのコンパートメントを備えたバッグは、機能性とスタイルを兼ね備えたレザーのクロスボディタイプです。
パフィーな質感のパット入りフラットレザーサンダルには、ジオメトリックなヒールタイプが加わります。タイムレスなダービーシューズにはカットアウトのディテールが施され、ローファーはサンダル仕様にアレンジされています。
カロリーナが表現する「洗練されたユニークさ」がコレクションを華やかに彩ります。Plan Cならではのアプローチは、春夏の装いをポジティブに色めかせてくれそうです。