「PUCCI(プッチ)」はフィレンツェでショーを開催し、2023年サマーコレクション「INITIALS E.P.(イニシャル E.P.)」を発表しました。カミーユ・ミチェリ氏がアーティスティック・ディレクターとしてデビューしてから1年。エミリオ・プッチとメゾンの故郷であるフィレンツェは主役を演じます。
エミリオ・プッチがアポロ15号の乗組員のために1971年にデザインしたミッション パッチにインスパイアされた今季は「幻想」と「着ること」を同時に実現する新たな領域へと突入します。上質な素材とインパクトのあるモチーフには60年代のスペースエイジの雰囲気が吹き込まれました。アクセサリーの幅も広がっています。
プリントを削ぎ落し、これらの装飾は職人技によって新たなひねりを加えています。いくつものプリントを帯状に配したニットシリーズは、プッチのボディコン クリエーションを再構築し、大胆な表現でメゾンのモチーフを重ねたボーイッシュなルックへと変化を遂げます。
シグネチャーのマルモ プリントは全てのデニム アイテムに表現され、レーザー加工とサステナブルな再生水によりウォッシュ加工を施して完成させています。ここでは、ビスチェとゆったりとしたジーンズ及びフリンジ付きで、また、ショールカラーのジャケットとミニスカートを組み合わせて、90年代ならではのリミックスされたアティテュードを醸し出しています。
今シーズンのビーチ ルックはウェット スーツのような長いジップ プルがストラスで装飾され、スポーティーからシックへ、ほのかにセクシーなルックとして完成されています。ドレスのきらめきは、金箔のラミネート加工で亀裂の入った玉虫色のプリント シルク ツイルで表現されています。
ミチェリ氏はメゾンの新たな方向性を「新しい旅」と表現しています。プッチの歴史の新しいページは特別な夏の旅に導いてくれそうです。
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IG @emiliopucci