「Max Mara(マックスマーラ)」は2023年6月11日、スウェーデンのストックホルム市庁舎で2024年リゾートコレクションを発表しました。ナショナル・ロマンティシズム建築の市庁舎は、歴代のノーベル文学賞やノーベル科学賞の記念晩餐会の舞台となってきました。
マックスマーラのクリエイティブ・ディレクター、イアン・グリフィス氏が手掛ける今回のファッションショーは、スウェーデンという国、そして女性では初めてノーベル文学賞を受賞したセルマ・ラーゲルレーヴなどのパワフルな女性たちの偉大な功績に目を向けました。
1900年代のテーラードシルエットから、モダンな印象のジゴスリーブ、くるぶし丈のスカート、ひじ丈のケープ、ボウタイと合わせるスマートなブラウスを提案。対照的に、黒やアイボリーのブレード、ポンポン、タッセル、スタッズなど、民族的なモチーフを取り入れたチュニックが、ロングとショートで登場しました。
Septem Flores(7種類の花)をテーマに掲げた今回のコレクションでは、夏の訪れを祝う民俗祭をイメージ。ミッドサマーの草原を思わせる、カラフルに彩ったコレクションは浮遊感を演出。一方で、白いグラフィックカラーやカフスで都会のスマートさも表現されています。
スカンディナビアのしゃれた都市やデザインに居心地の良さを感じるようなムード。自然の風景になじむフォークロア風の装いにも導くかのよう。ようやく戻ってきた旅心に寄り添うリゾートコレクションに仕上がっています。
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