Camille Miceli(カミーユ・ミチェリ)氏による「SUPERNOVA(超新星)」と題された、「PUCCI(プッチ)」の最新コレクションは、1960年代の大胆な配色、再解釈したプリントで表現しました。
Giardinoは幾何学的なチェックとストライプで有機的な形を埋め尽くしたプリント。Fior di Lotoはロータスフラワー(蓮の花)パターンを斜めに配置した帯がグラフィカルに繰り返しています。サイケデリックな効果を強調する対照的な色合いのLeocornoは、エミリオ・プッチが50年代後半に制作したアーカイブプリントを引用したもの。古代シエナの競馬レース、Palio di Siena(シエナのパリオ)の旗にインスパイアされています。
「親しみやすさを保ちながら、新しいファッションの次元を探求したかったのです。誰もがプッチの個性をさらに押し出し、表現することができるよう、ウェアラブルなステートメントピースを揃えたワードローブに仕上げることができました」とミチェリ氏は語ります。
プッチのシグネチャーといえる色・柄は時を重ねてもさびないタイムレスなムードを宿しています。新時代のデザイナーによる再解釈は、さらに新たな魅力を引き出してくれそうです。
PUCCI