「JW ANDERSON（JWアンダーソン）」は2024年1月14日、ミラノで2024-25年秋冬メンズと2024年プレフォールウィメンズのコレクションを発表しました。
名匠、Stanley Kubrick（スタンリー・キューブリック）監督の映画『Eyes Wide Shut（アイズ・ワイド・シャット）』に登場する室内空間に触発された、ファンタジーな世界からインスパイアされました。
カーテン、赤、そして壁にかけられた絵画など、背景でありながら各シーンに多大なる心理的作用をもたらした鮮やかな比喩的描写がコレクションの軸になっています。
ベルベットとサテン、パッドとドレープ、ラウンジウェアとスティレットヒール。映画では映像的ディテールとして扱われていた要素の数々が主役となり、ウェアとなり。くつろぎと奇妙な歪みが共存する世界観を作り上げています。
映画に登場する絵画はキューブリック作品の常連コラボレーターであり、生前の監督の妻でもあったChristiane Kubrick（クリスティアーヌ・キューブリック）氏により描かれたものです。それらがニットやドレスにプリントされデザインになりました。
妖しく狂おしい映像を彷彿させるムドが立ちこめます。メンズは黒ストッキングをはいて、ボトムレスブームの拡張をうかがわせます。一方、ウィメンズは妖艶さや毒っ気も醸し出すたたずまい。奥深いフェミンイティを引き出しています。
JW ANDERSON
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JW Anderson Men’s Autumn Winter 2024 Women’s Pre-Fall 2024
A domestic fantasy, triggered by seeing the interiors in Stanley Kubrick’s Eyes Wide Shut: the curtains, the reds, the paintings hanging on the walls, which were created by Christiane Kubrick, the director’s wife, who often collaborated with her husband. These colourful figurative depictions, although in the background, were integral to the psychology of the scenes, and are now essential to the imagery of the collection.
