「THOM BROWNE（トム ブラウン）」は2024-25年秋冬コレクションを2024年2月14日に発表し、ニューヨーク・ファッションウィークの最後を飾りました。
エドガー・アラン・ポーの詩「大鴉（The Raven、おおがらす）」からストーリーが展開されるような作品を披露。カラスのムードを多彩に打ち出しました。
黒いモヘアとシルク、キャンバスと裏地、グログランとラベルのちぎれたタキシードのストールで包まれたカラスをイメージ。ミリタリー仕様のカシミア、手織りのツイード、地金の刺繍で仕立てられた強いショルダーのテーラリングやコートは、カラスの大群を表現しています。
強みのテーラリングが冴えています。ブラックタイのアンサンブルを解体。ボディラインを強調したルックは引き締まった砂時計のようなシルエットへと生まれ変わりました。きらびやかなゴールドルックにもカラスがあしらわれました。
プレフォールコレクションに続いて、ミステリアスなポーのムードを深掘り。テーラリングとのマリアージュを実現しました。
