「ETRO(エトロ)」は2024-25年秋冬コレクションを2024年2月24日にミラノで発表しました。
「ETRO ACT(エトロアクト)」をテーマに掲げて、マルコ・デ・ヴィンチェンツォはホメロスの叙事詩『オデュッセイア』から着想を得ました。
スカーフのように体に巻きついたスカートやワンピースで装いにエフォートレスなドレープを演出。セカンドスキンのように肌にぴったりとフィットしたウォルフォードのジャカード柄のボディストッキングの上に天女のようなシアー素材をレイヤード。さらに、その上から重厚感のあるストレートラインのコートやジャケットによって甘美なフォルムが際立たせています。フェルトに箔押しし、レザーに転写プリントしたペイズリーが艶やかさとミステリアスなムードを融合させました。
様々な素材や色、シルエットやムードが混ざり、溶け合いながら、黒でエンディングを迎えます。現代版オデュッセイア流のはかなさと強さを併せ持つコレクションを披露しました。