「Courrèges(クレージュ)」は2024-25年秋冬コレクションを2024年2月29日にパリ・ファッションウィークで発表しました。
シンメトリーとセンシュアリティを探究しています。ニコラス・デ・フェリーチェは機能性を遊び心で表現。身体の特徴をオープンにするハイブリッドな組み合わせを試みました。コートのノッチドラペルやタンクトップのリブストラップ、バイカーパンツのリベット留めされたウエストバンドなど、クラシックなスタイルの主な特徴は、端を縁取られたかのように裾や袖口に反映されています。
スカーフを首に巻く手の仕草から着想を得ています。そこから形が生まれ、スカーフの幾何学的な形が各パターンのデザインに落とし込まれました。伝統的なカッティングではなく、流動的なしなやかさが意外感を持たせた新感覚のウエアに導きます。
建築的ファンタジーを体現するかのようなコレクションが高揚感を誘います。着る人それぞれのその人らしさを引き出すような装いに導いてくれそうです。
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