「PUCCI(プッチ)」は2024年4月4日、ローマのナヴォーナ広場にほど近い歴史的なアルテンプス宮殿で、カミーユ・ミチェリ氏による2024年春夏VERY VIVARAコレクションを発表しました。
1965年に誕生したプッチを象徴するプリント柄の1つ、Vivara(ヴィヴァラ)に、ミチェリ氏が新たな魅力を吹き込みました。
Vivaraに加え、3つのプリントが今シーズンを特徴づけました。Cigni(チーンニ)は、優美な輪郭を持つ白鳥の首の湾曲をイメージ。Bersaglio(ベルサーリオ)は渦を巻いてカールしながら、空間に反響するかのように大きく伸びる柄。Chiave(キアーヴェ)はクラシックなストライプをPUCCIならではの解釈で表現しています。マルモ柄は軽やかな素材感のシャンブレー生地に最新のレーザー加工によって大胆に打ち出されました。
コレクションには、ヒッピーなツイストの中に、エレガントさを兼ね備えたスカーフスタイルのシルクドレス、プリントをちりばめたアンサンブル、アシンメトリーなトップスやスカートなど、夏にぴったりなシルエットのアイテムが揃います。
セカンドスキンや、しずく型のカットアウトをあしらったトップス、オーバーサイズのブレザー、ボンバージャケット、マキシスカートやジャンプスーツなどがプレイフルでありながらも洗練さを醸し出しています。
フリンジを効かせたスイムウェアやスパンコール刺繍、レザーのアクセント、チェーンのディテールなど、随所に装飾が施され、遊び心が感じられます。
伝統的なプリントが大胆で、モダン、官能的な表現でコレクションによみがえりました。PUCCIのエネルギーがリゾート逃避行気分を盛り上げてくれるかのようなコレクションです。