「Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)」はパリファッションウィークで2025年春夏ウィメンズコレクションを発表しました。
見かけによらず、衣服が極端に縮んでいるような、今までにないフォルムを表現しました。特大のドレープやリボンは糊付けされ、家庭用家具を思い起こさせます。思いがけない形で取り入れたハイブリッドな究極のシルエットが際立っています。
テーラリングは、まるでものすごいスピードで引っ張られたかのように歪み、しわが寄っています。レザーは生成りでミニマルに仕上げられ、ラグジュアリーに破壊的なアクセントを加えました。イブニングウェアは控えめで自然体な雰囲気で、素朴さを提案しています。
今シーズンは、閉ざされたドアやカーテンの向こう側で、見慣れたものがねじ曲げられているのを垣間見ることができような非現実的な生地を選びました。
「このコレクションのアイデアは、ねじれた家庭の情景から着想を得ました。古典的な家庭のルールが実際にファッションに置き換えられるのか、自問自答しました。最終的な結果は、家庭的でありながらも異質なものでした」とクリエイティブディレクターのジョニー・ヨハンソン氏は述べました。
一見シンプルに見えて、歪んだシルエットで表現。ドレープがかったカーテン、ワックス加工が施されたテーブルクロス、椅子張りなど、家具が覆され、衣服として再構築されています。概念を覆す表現力と流動性を持ち、新しいおしゃれの扉を開いてくれます。
(問い合わせ先)
アクネ ストゥディオズ アオヤマ
Tel: 03-6418-9923