「CFCL」、2025年春夏コレクションを発表 ニットの未来像を提示 ゴミ排出量を最小限に

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©︎CFCL Inc.

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「CFCL」はパリ・ファッションウィークで2024年9月23日、2025年春夏コレクション「VOL.9」を発表しました。

「Knit-ware Handbuilt」をテーマに掲げました。平面と立体、伝統的手法と先端テクノロジーが交錯するバリエーション豊富なアイテムを披露。未来とシームレスにつながる新しいスタイルを表現しています

3Dコンピューター・ニッティングに向き合ってきたCFCLが、世界の国や地域で脈々と受け継がれてきた人間の手仕事と融合することで、豊かな生活に欠かせない衣服の情緒情緒を生み出しました。手びねりで器を形作るように、Knit-wareの可能性を探ります。

ドレスはアフリカやシルクロードの国々などの平面的な民族衣装に着想しました。3Dコンピューター・プログラミングの技術を用いて2Dの無縫製ニットに仕立てています。

日本の伝統的な染色技法「注染」を着想源に、製品染めを施した国産シルクのドレスやセットアップは、力強いサイケデリックなモチーフで染め上げられています。ブランドのアイコニックなPOTTERYやLATTICEシリーズは「イカット」を着想源に、再生ポリエステル糸を染め分けて編み上げられました。

一方で、コンピュータープログラミングから離れ、機械を使わずに棒針で自由な形を求めて生まれた、有機的なモチーフのパッチワークニットドレスも登場。手を動かしながら少しずつ完成形をイメージする行為は、コンピュータープログラミングの技術開発と同じように「人の手」によるクリエイティビティの無限の可能性を示しています。

今回のコレクションで発表された、ナイロンとシルクを除くすべての服に、GRSおよびRCS認証の再生素材を使用。全てのシリーズにおいて、製造時に裁断工程がないため、ゴミの排出量を最小限に抑えられます。

日本のアパレル業界で初めてB Corp(Benefit Corporation)認証を取得したファッションブランドのCFCL。伝統的手法と先端テクノロジーが融合した、持続可能な未来へつながるファッションのあり方を提案していて、さらに世界的な関心を集めていきそうです。

 

<オフィシャル URL>
Official Website: www.cfcl.jp
Instagram: www.instagram.com/cfcl_official

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